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以下、2004年12月のメモ用ブログより転載。
書籍『恋も仕事も思いのまま』ヘレン・ガーリー・ブラウン著(集英社文庫/1988年)。
ヘレン・ガーリー・ブラウンは1922年生まれの女性で、元コスモポリタン編集長。なおかつ、彼女の夫は映画監督。(「ジョーンズ」を撮った人。)



現在は、出版社とタイトルが変更になり、以下の本(↓)になっている様子。
恋も仕事もやめられない! (文春文庫)
文藝春秋
ヘレン・ガーリー ブラウン(著)Helen Gurley Brown(原著)小林 理子(翻訳)
発売日:2001-11

ここ2,3年で、日本でも「女性向け自己啓発本」がかなり出版されるようになりましたが、本書はアメリカにおける女性向け自己啓発書の「古典」でありまして、情報としては古いですが、内容としては読んでいて非常に面白いのであります。

以下、本文より、「おお、同感ですわ。」とか「おお。面白いな。」と思った箇所を引用。
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以下、さきほどアップした「統一性の追求(1)」(概論部分)に続いて、書籍『孤独―新訳』アンソニー・ストー著、第10章の自己の内部に統一性を追求した個人の例として、カントとヴィトゲンシュタインのパーソナリティについての、引用メモ。
孤独―新訳
創元社
アンソニー・ストー(著)
発売日:1999-03
おすすめ度:5.0
おすすめ度4 人間関係だけが有意義と言うわけではない
おすすめ度5 情報化社会における「孤独」の意味
おすすめ度5 名著
おすすめ度5 創造性の源
おすすめ度5 Lonleyではなく、Solitudeであること。

第10章 統一性の追求(2)

★今まで提起したことが正しいとすれば、対人関係を最大の関心事としない人生に意味と秩序を発見したいという要求に特別に心を奪われている個人の特徴としては以下が考えられる。

・内向性が強い
・親密な関係を避けたり、関係をつくることに困難を覚えることが多い
・自分の物の見方を自主的に発達されることに特に関心を持ち、他人による早まった詮索や批評から自分の内的世界を守り、普通の人ほど他人の考えに左右されることがない
・自尊心と個人的な充足感の主要な源泉を、対人関係よりもむしろ作品に求める

 →人間関係を避け、自分の研究を詮索から守り、自主性に強い関心を抱き、自尊心と個人的な充足感の主要な源泉として自分の研究に頼る、ような人。

 #よって、対象関係論者の主張とは異なり、対人関係が人間の安定と幸福の唯一の源泉ではないという仮定が正しいとすれば、対人関係によって充足感を求めるのではなく、自分の仕事によって、人間に通常思いがけなく訪れる程度の安定と幸福を達成している人を、別に示すことができるはずである。

 #私たちは皆、世界の中になんらかの秩序を見出し、自分の存在をいくら解明する必要がある。そういう探求に特別に関わる人たちは、対人関係が情緒的充足を見出す唯一の手段ではない、ということを証明する存在である。

★西洋の最も独創的な哲学者たちの大訓は、知性的に非凡であっただけでなく、他の面でもまた並外れていた。哲学者たちが取る精神的姿勢は、極めて独創的な科学者も含めてほとんどの科学者が取る姿勢とは、かなり異なっている。

★カント、ライプニッツ、ヒューム、そしてバーグレイが揃って主張したことは、自分が哲学に貢献できたのは、先人たちの影響から逃れて、過去につながっていない自分の自主的な道をたどったことによるものだ、というものであった。また、ヴィトゲンシュタインも同様の主張をしたが、彼もまた、内向性の哲学者の一例であり、ことのほか孤独を尊重し、外からの影響はほとんど受けていないと主張し、事実、自尊心の主要な源泉を自分の業績に求めた。
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以下、書籍『孤独ー新訳』アンソニー・ストー著、第10章の引用メモ。

長いので、この(1)では大まかな概論を、(2)では自己の内部に統一性を追求した個人の例として、カントとヴィトゲンシュタインのパーソナリティについて、2つに分けてアップ。
孤独―新訳
創元社
アンソニー・ストー(著)
発売日:1999-03
おすすめ度:5.0
おすすめ度4 人間関係だけが有意義と言うわけではない
おすすめ度5 情報化社会における「孤独」の意味
おすすめ度5 名著
おすすめ度5 創造性の源
おすすめ度5 Lonleyではなく、Solitudeであること。

第10章 統一性の探求(1)

★最大の関心が人間関係ではなく、統一性と意味の探求に向けられていた創造的な個人の例を検討。これらの個人は、ユングが内向型人格と呼び、ハドソンが収斂型人格と呼び、ガードナーがドラマ化人間と呼び、明らかに異常であったり障害が見られる場合に、精神療法医が分裂病質と呼ぶ個人を指す。

★ ほとんどすべての種類の創造的な人が、大人になってからある程度他人の回避や孤独の要求を示すが、これらの個人はこの域をはるかに超えている。この人たちは表面的なレベルでは、よい対人関係を結んでいるように見えるかもしれない。しかし、それは、彼らが外向型人格とは異なり、カフカに代表される分裂病質人格とも異なり、親密さの要求をあきらめるようになってしまったからである。

★対人関係がうまくいかなくても、彼らはそれほど精神的障害に陥ることはない。なぜなら、彼らにとっては、ほとんどの人の場合と異なり、人生の意味が親密な関係にそれほど縛られていないからである。

★人は自分自身と比較する他人がいなければ、分離した個人としての自分を意識し始めることさえできない。孤立している人間は集合的人間、個別性を欠いた人間である。人々は、自分が独りでいる時に最も自分自身であるという考えをしばし述べる。

そして創造的な芸術家たちは特に、彼らの中の最も深いところにあるものがその完成した姿を見るのは、自分の芸術を孤独のうちに表現する象牙の塔の中だと信じているのかもしれない。彼らが忘れていることは、芸術が伝達だということであり、はっきり表に出る出ないに関係なく、彼らが孤独のうちに生み出す作品も誰かを目当てにしたものだということである。
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またしても発見♪2005年1月にメモ化していたらしい。以下、書籍『孤独』(アンソニー・ストー著)の引用メモ。
孤独―新訳
創元社
アンソニー・ストー(著)
発売日:1999-03
おすすめ度:5.0
おすすめ度4 人間関係だけが有意義と言うわけではない
おすすめ度5 情報化社会における「孤独」の意味
おすすめ度5 名著
おすすめ度5 創造性の源
おすすめ度5 Lonleyではなく、Solitudeであること。

第2章 独りでいられる能力(p35-53)より

★ドナルド・ウィニコット(精神分析家)

1958年論文『独りでいられる能力』
Donaid W.Winniott,"The Capability to be Alone", in The Maturational Process and the Failitating Environment (London,1969)

精神分析の文献においては、独りでいられる能力についてよりも、独りでいることの恐怖感や独りでいたいという願望にして書いた論文のほうが多いと言ってもよいであろう。また、かなりの量の研究は、引きこもり(孤立)の状態、すなわち、迫害の予感を暗示する自己防衛態勢についてのものである。独りでいられる能力がもつ積極的な側面についての議論がすでに始まっていなければならないと私には思われる。
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以下、メモ。

【詳報一覧】渋谷バラバラ殺人 セレブ妻初公判
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071220/trl0712201644029-n1.htm
検察側の主張。

(略)第9 歌織被告が完全責任能力であること

 弁護人は「祐輔さんによる歌織被告への一方的、継続的な暴力や監視・束縛などによって、歌織被告は外傷性ストレス障害(PTSD)になり、犯行当時、心神喪失あるいは心神耗弱の状態にあった」と主張しているため、歌織被告の責任能力の有無が争点となります。

 しかし、検察官はこれまで述べた事実と証拠により、弁護人の主張するような祐輔さんによる歌織被告への一方的な暴力、監視・束縛などはなく、しかも歌織被告にはPTSDに特徴的な症状もないことを明らかにし、歌織被告が犯行当時、PTSDになっておらず、完全責任能力であったことを明らかにします。

 第10 情状関係
 祐輔さんの遺族の処罰感情。
 歌織被告が反省していないこと。


弁護側の主張趣旨。

事件当日、午前4時ごろに祐輔さんが帰宅しました。

 歌織さんは長期の暴力でPTSDとなり、極度の緊張状態にありました。このままでは逃げられないという絶望感を抱え、PTSDにより自分をコントロールできなくなって、ワインの瓶で祐輔さんを殴打しました。

 血で部屋が染まり、祐輔さんが倒れているのに気付いたのです。動かない祐輔さんを見ても、恐怖感はなくならず、祐輔さんを消し去りたいと考え、運搬を計画。しかし、運ぶことができず、損壊した。これが事件の真相です。

 われわれの主張が、検察の冒頭陳述となぜ異なるのか。それは、取り調べに問題があったからです。本来、真実を解明するのは検察の義務。しかし、警察、検察は、本件がなぜ起こったか、耳を傾けることがなかった。

 検察官の1人は歌織さんを「汚いやつが、囲い者が」と侮辱しました。歌織さんの話に耳を傾けず、真実を知る努力を放棄したのです。(完


以下、【詳報一覧】渋谷バラバラ殺人 セレブ妻初公判
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071220/trl0712201644029-n1.htm
より、気になった部分を、メモ。
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引き続き、苫米地英人著『洗脳原論』第6章の引用メモ。(第3章・第4章のメモは無し。)なお、これにて、この本の引用メモは終了です。
洗脳原論
春秋社
苫米地 英人(著)
発売日:2000-02
おすすめ度:4.0
おすすめ度4 現代の宗教問題を考えるとき、必読の文献!
おすすめ度4 呑気なことは言ってられない!
おすすめ度1 説得力に欠ける
おすすめ度4 日本が誇る天才、苫米地先生の洗脳とは何ぞや?
おすすめ度3 『影なき狙撃者』みたいだけど・・・

【目次】
第6章 私の洗脳原論
●哲学と宗教
●哲学は世界を救うか
●規範の欠如
●洗脳への無理解
●洗脳から日本を守れるか
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引き続き、苫米地英人著『洗脳原論』第5章の引用メモ。(第3章・第4章のメモは無し。)
洗脳原論
春秋社
苫米地 英人(著)
発売日:2000-02
おすすめ度:4.0
おすすめ度4 現代の宗教問題を考えるとき、必読の文献!
おすすめ度4 呑気なことは言ってられない!
おすすめ度1 説得力に欠ける
おすすめ度4 日本が誇る天才、苫米地先生の洗脳とは何ぞや?
おすすめ度3 『影なき狙撃者』みたいだけど・・・

【目次】
第5章 アメリカ洗脳事情
●古典的洗脳
●感覚遮断実験
●ビジネスへの応用
●宗教カルトの誕生
●統合される宗教カルト
テーマ:読了本 - ジャンル:本・雑誌

引き続き、苫米地英人著『洗脳原論』第2章の引用メモ。
洗脳原論
春秋社
苫米地 英人(著)
発売日:2000-02
おすすめ度:4.0
おすすめ度4 現代の宗教問題を考えるとき、必読の文献!
おすすめ度4 呑気なことは言ってられない!
おすすめ度1 説得力に欠ける
おすすめ度4 日本が誇る天才、苫米地先生の洗脳とは何ぞや?
おすすめ度3 『影なき狙撃者』みたいだけど・・・

【目次】
第2章 脱洗脳のプロセス(p37-86)
●アンカーの発見
●アンカーの無効化
●空間の支配
●無意識の共有
●アンカーの確認
●教義に深入りしない
●専門家との協力
●自分の守備範囲を守る
●役割分担
●社会の協力体制の必要
●ゲシュタルトの正常化

以下、非常に長いので、要点をまとめますと、洗脳の典型的手法は精神のゲシュタルトを破壊することであり、過激な自己啓発セミナーなどでも使用されている方法なので、みなさんも気をつけましょう、という感じ。特に「気づきのワーク」「いま、ここ、に集中しましょう」という言葉がセミナー関係者から出てきたらかなり注意が必要。

それと、結局、「論理的思考能力」があれば、オカルトや疑似科学方面へは思考が流れていかないので、科学的・論理的な考え方が、世の中に浸透すれば、こういう事件は減る、という感じ。
・疑似科学
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%96%91%E4%BC%BC%E7%A7%91%E5%AD%A6
・オカルト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%88
・道田泰司 2003.09『論理的思考とは何か?」琉球大学教育学部紀要, 63, 141-153.
http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~michita/works/2003/kiyo0309.html

あと、念のため書いておきますと、一般的に言っても、常識的に考えても、自己分析や自己啓発それ自体が否定されているわけではなくて(だって、それ否定するとなると、心理学分野のほとんどを論破しなくてはならないし。)、あくまで「消費者」が「営利目的の団体に」「金銭的または精神的に搾取されてしまう」ことに問題があるので、自分ひとりでやるぶんには、もちろん問題なしです。

自己啓発セミナーに関しては、今ではそこまで過激な会社はないらしく、消費者保護の観点からは、あくまで「エンロール」と呼ばれる勧誘手法に問題がある、というのが一般的な理解。その他の洗脳・マインドコントロールによるトラブルに関しては、東京都などの消費者センター(http://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/)などを見ていただけると、かなり現状の酷さがわかっていただけるかと思います。
テーマ:読了本 - ジャンル:本・雑誌

以下、メモ用ブログより、苫米地英人著『洗脳原論』の引用メモが出てきたので、まとめを兼ねてこちらにアップ。
洗脳原論
春秋社
苫米地 英人(著)
発売日:2000-02
おすすめ度:4.0
おすすめ度4 現代の宗教問題を考えるとき、必読の文献!
おすすめ度4 呑気なことは言ってられない!
おすすめ度1 説得力に欠ける
おすすめ度4 日本が誇る天才、苫米地先生の洗脳とは何ぞや?
おすすめ度3 『影なき狙撃者』みたいだけど・・・

【目次】
第1章 洗脳とは(p3-p33)
●洗脳の本質
●洗脳のレベル
●変性意識と神秘体験
●洗脳の段階
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以下、【飯田泰之の「ソーシャル・サイエンス・ハック!」】より引用。本来なら「大学定員の半減」が一番良い方法なんですよね。

★ちょっと教育論でもぶってみましょう【飯田泰之の「ソーシャル・サイエンス・ハック!」】
http://wiredvision.jp/blog/iida/200712/200712250100.html

(略)人口減少と大学の定員増によって大学進学のための競争圧力は低下しています。現在の子供達は学力面でそれほど競争しなくてもそれなりの大学に進学できるのです。したがって、ほっておいてもゆとり教育状態にならざるを得ない。ここに外生的に競争を激しくするようなシステムを入れるのは困難です。勉強しても得られる者が少ないならば、子供達は合理的に勉強をしないでしょう[*2]。

ここでお気づきの方もあるかも知れませんが、人為的に競争を抑制することは発展と多様性を阻害する結果にしかならない。その一方で、人為的に競争を促進することは不可能なのです。競争圧力は進歩と多様性の源泉です。したがって、学習の世界にも競争圧力が必要だ。しかし「大学受験競争」はいまや競争圧力として有効ではありません。競争圧力を機能させる一つの方法は大学定員の半減です。しかし、私立大学にこれを強制するのは難しい[*3]。すると、スクリーニング手段として「大学名に変わる何か」が求められるようになると考えられます。

*2 現在の私学ブームは親となった団塊ジュニア世代(最も激しい受験競争を経験した世代)の幻想に支えられる部分が大きいのではないでしょうか。
*3 成功している私立大学ほど補助金への依存度が低い。


それなのに、ある分野の方々は、「消費税を上げる」必要がある、そして「国が」「全く成功していないどうでもいい私大の財政問題を解決すべき」っていう感じの、妙な論理を使って、どうでもいい私大へと税金を流そうとしているんですよね。以下参照。
★大学塾!! Blog: 大学改革スペシャルインタビュー 矢野眞和氏 ~その3~
http://ac.justblog.jp/djuku/2007/07/post_7f0e.html

矢野 教育経済学者として、また一大学人として、昨今の大学改革論には多いに違和感、不満があります。

最大の問題は、日本の大学は経営を成り立たせる財政基盤が圧倒的に弱く、この点がすべての困難のもとになっているにもかかわらず、ほとんどの人がこれを「仕方がない」として議論の前提のように考えていることです。

インプットがあってはじめてアウトプットがあるというのが経済の原則です。インプットが十分でないものについて、その過程を論じたりアウトプットの質や量を論じても、ほとんど意味がありません。

大学の財政問題に関しては、たとえば全入時代だから経営危機が起きるということがよく言われます。しかし大学進学率は「まだ」50%なんです。この数値を上げ、より多くの入学者を大学に迎えることができれば、危機の条件を大幅に緩和することができます。

【そんなことが可能なのですか?】

矢野 (略)私は長年、消費税を0.5%上げて、その資金を大学教育に提供せよと提言しています。これだけで約1兆円強の財源が生まれ、理論上、日本中すべての大学の学費を現在の半額程度にまで下げることができます。こうした積極的な財政措置により、大学進学率はまだ向上させることができるんです。


はっきりいって、「大学の財政問題」を「税金」を使って解決しようなんて、どうかしてるとしか思えないし、どうでもいい大学は早めに潰れたほうが受験生たちにとっても良いのではないでしょうか。。それに、いくら税金投入しても、どうでもいい大学に好き好んで進学したいと思う受験生なんて、あんまりいないでしょうね。そういうことしても、ただ単に、大学ビジネスをやっている関係者の懐に「税金」が流れ込むだけのことで。。



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