しかし、NBオンラインは、本気で面白いです。だって、バブル脳全快の白河桃子さんの「キャリモテの時代」と、
深澤真紀さんのようなマトモなバブル世代のコラムが、同居していて、多様性に富んでいるんだもの(笑)。
★「30女」と「平成男子」の「病」 〜「男」と「女」の幸せが交差する世代
石原壮一郎氏×深澤真紀氏 その1
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20080108/144402/?P=1* 2008年1月16日 水曜日
* 深澤 真紀
(略)深澤 そうですね。彼女たち(注;20代・30代の女性たち)は基本的に頑張り屋さんだし、努力家だし、まじめだし。
石原 男性のほうが「自分」から目をそらすのが得意ですよね。
深澤 ええ。実は私、30女たちには責任を感じているところもあります。私たちバブル世代のマスコミ女たちが、力があり過ぎた──力といっても権力じゃなくて、声が大きいとか、妄想力が強いとか。
石原 確かに、そういう特徴は無きにしも非ずかと……。
深澤 私たちバブル世代が学んだ方法論を、20代、30代の女の子たちにメディアで喧伝してしまった。それで、まじめな女の子たちが言いなりになっているのでは?という気がして。
例えば「30女」に書いてある「この店、味が落ちたわ」みたいなことを言うのはまんまバブル女ですし、バブル女の膿みが今、30女に出ちゃったのかなという感じがしています。
石原 ただ30女も、「バブル女」を素直に「リスペクト」しているわけじゃありません。影響力が大きい人の真似をしても、いまいちしっくりこない。あの人たちはこのまま突き進んで大丈夫なの?とか、あの人たちみたいになるのは嫌だと思ったり。
反面教師にするだけの元気があればいいんですが、据わりの悪さを感じながらも、どう逃れればいいのかわからずにもがいていると悲劇ですね。
バブル女はその居心地の悪さが病というには血となり肉となり過ぎていて、普通の状態だったんですけれど、30女はそれを中途半端に受けて、中途半端に逃れようとしているおかげで、病になっているのかなと思ってるんです。
そうそう、「反面教師」として非常に優れているんですよね、総じて、バブル世代って。それと、私自身、いわゆる
around 30なのですが、同年齢の友達と話すと、やはり、根がマジメで優等生タイプの人ほど、マスコミの言説に振り回されている感じを受けますし、今の時代、マジメな人ほど、精神的に病みやすいような感触を受けます。
なので、情報リテラシーの観点だけでなく、メンタルヘルスの観点からも、あんまり、マスコミ言説は信用しないほうがいいと思います。経済ネタでも、恋愛ネタでもそうなのですが、マスコミの人たちは、勝手なことばかり言ってるだけであって、言論の責任を負わないですし、そもそも、責任感や倫理観がある人のほうがマスコミには少ないんだから。。(恋愛・結婚ネタは昔から信用ならないものであるとして、最近ですと、
「ド文系」が経済・金融ネタを書いている場合っていうのが、けっこうありまして、あれが個人的には一番イヤな感じがします、はい。。)
続きまして、2ページ目より以下引用。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20080108/144402/?P=2石原 バブル世代というのは、雇用機会均等法で一番張り切って働き始めた人たちですね。
深澤 選択肢が一気に増えて、いろいろなものが手に入った世代です。バブル世代はまた、下の世代に責任を持たない人たちが多くて、言いっぱなし、やりっぱなし、文句が多い。たぶん下の世代のことも「バカじゃない?」と思っている人も多いと思いますよ。
石原 バブル女が30女を?
深澤 ええ。「私たちはこんなにイキイキ生きてるのにね」にみたいな。。
石原 それはそれで「40女」という病ですけどね(笑)。
深澤 40女はなかなか迷惑です(笑)。私は若い女の子によく言うんです。「私たちの世代の言うことは信じるな」って。“Don't trust over forty.”ですよ(笑)。
(略)深澤 上の世代の女性は何もしないで「このままでいいの?」と言っていたけれど、30女はいろいろやった上で「このままでいいの?」と思っている。そういう意味ではだいぶましかなという気もします。
個人的には、バブル世代の人たちは嫌いではないのですが、やはり、一般的にいって、ほかの世代から見れば、勘違いが凄まじい水準に達していて、総じて「迷惑」だと思われてしまっている方は多いのかも、ですよね。。
ということで、まとめますと、この前も書きましたが、原則として、「バブル世代」が書いたコラムや著書は、ほかの世代には役に立たない。しかし、例外として、無理やり役に立たせたい場合は、「反面教師」として捉えなおすと非常に役に立つ、という感じかな、と思います。
最後にマキアヴェリの名言を1つ。
天国へ行くのに最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである。
『手紙』 ニッコロ・マキアヴェリ