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たとえば、あの人のようになりたい。この写真のこの場所に行きたい。ああいう恋愛がしたい、等等。人は多かれ少なかれ他者が提示したイメージをなぞる。なぞりながら夢をつくる。

というようなことを『建築に夢を見た』(安藤忠雄著)を再読して思ったり。建築という完成したかたちをなぞることで、なぞり続けることで自分のフォームを見つける。つまり、完成したイメージをなぞることで、そのイメージを超えるために、巨匠は旅をするわけだ。ふむ。。(安藤氏は若い頃旅をして世界の建築物を見た)

巨匠と一般ピーポーの違いは、まさに“なぞり方”なのかもしれず。見る人にそういう“夢を見せよう”と意図する作者の作ったイメージを支える力学を、ひとつひとつ丹念になぞり、イメージの構造を分析し解体し組み合わせる。

浅すぎず深すぎない位置へ。過去の巨匠が足を踏み入れた深さよりも、ほんのちょっとだけ深い位置へ。完成されたイメージの残像を、神話を、伝説を、ほんのちょっとだけマイナーな焦点へとずらす。そうすることで、見る者をちょっとだけ困らせる。建築とは(→芸術とは、でもいいかもしれないが大げさなのでここではこれで)まさにコミュニケーションの産物だな、と思う。
建築に夢をみた (NHKライブラリー)
建築に夢をみた (NHKライブラリー)安藤 忠雄

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