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(ネット上にあるワードに似たソフトで書いたのですが、PCがおかしくなって消えると何なので、とりあえずアップしておきます。。)

ちなみに、いわゆる「意思決定論」という分野は、何気に私のサブメジャーと言っても良いくらいな分野なのですが、扱う対象が違うものになると(要するに、自己管理の文脈での意思決定。)、やはり苦手になるのである。。

ということで、以下、書籍『もう決断力しかない―意思決定の質を高める37の状況把握力』の第一部の引用メモ。(ちなみに、この本、あんまり売れてないのですが、内容的には良い本ですので、オススメです。)


【第一部 意思決定の本質とは<序論>】

★意思決定はわれわれの行動のどんなところにも入り込んでいるので、だれもが正しい意思決定の仕方を知っておく必要がある

【ケース1】人生は意思決定の積み重ねである

・意思決定以上に人間の生活に広く浸透し、人間を特徴付ける営みはあまりない。どんな人も、いっさい選択をしない生き方をすることはできない。むしろ、親の大事な仕事のひとつは、子供を自分で決定できる人間に育てることだ。

・ささいな決定でも重大な決定でも、意思決定を軽く見てはいけない。それは自分の将来を運にまかせてしまうことだ。自分の選択が自分の人生を方向付けるという当たり前の事実を見落としている人が多い。

・自分はどういう人間か、これからどんな人間になるか(また、どんな人間になったか)は、どういう選択をしたかによっておおむね決まってくる。

・学歴もあり才能にも縁故にも恵まれているのに、おろかな選択をしたために人生を棒に振った人は多い。一方で、才能もごく平均的、取り立ててチャンスに恵まれたわけではない人の中にも、賢い意思決定の方法を身につけたおかげで、充実した豊かな人生を送っている人は多い。

・幸運のせいにされがちなことも、本当は正しい時期に正しい選択をしたにすぎない。運の大部分は、すぐれた意思決定なのだ。要するに、人生の質はほとんどが意思決定の質の結果なのである。

・上手な意思決定のスキルは、結果ではなく、決定にいたるために用いる手段に注目する。結果をコントロールすることはできないのだ。コントロールできるのはその結果にいたる過程だけである。

・古い格言にあるように、必ずしも早い者が競争に勝つのではなく、強い者が戦いに勝つのではない。だが、賭けるときには早い者、強い者に賭けるのだ。意思決定のスキルを磨くことは、人生における競争やった高いの勝率を高めることなのである。
【ケース2】合理的なプロセスを求めて
・(情報を集めることで)彼は「十分な情報をもった消費者」になった。

・「合理的意思決定プロセス」とは、与えられた制約のなかで、一貫性があり最大の価値が得られる選択をすること。

・すぐれた意思決定とは合理性に基づいて行われたものだ。なぜだろう。それは、直感や経験に基づくのではなく、論理と周到な分析、注意深く探した完璧な情報に基づいて行われた決定は、より優れた結果をもたらすはずだからだ。

・合理的であろうとすると、何を優先するかが一貫するように自分の価値観を直視し明確にしなければならない。それが結局は、人生の目標を達成する一番の近道を示してくれるのである。二つの点を結ぶ直線がその間の最短距離であるように、今自分がいる地点から到達したい地点までの最短距離が合理的なのだ。


■合理的な意思決定には、次の6つの標準的な段階がある。

(1)問題を特定し、定義する。
問題があるのは、現在の状況と望ましい状態の間にずれがあるときだ。

(2)意思決定の基準を決める。
このステップでは、何が意思決定に関係があり、重要であるかをはっきりさせる。この段階で自分の関心や価値観、目標、好みなどがプロセスに組み込まれる。

さらに重要なことは、何を基準とするかによって、同じような状況でも人によって選択がまったく違ってくる。なぜなら、ある人が重要だと思うことも、他の人にとっつてはそうではないことがあるからだ。合理的意思決定プロセスでは、この段階で特定されなかった要素は本人にとって重要ではないとされ、結果に何の影響も及ぼさない。

(3)基準に重みづけをする。
すべての基準の重要度が同じということはめったにない。そこで、前の段階で決めた基準が意思決定をするときに正しい優先順位を与えられるように、重みづけをする。

(4)選択肢を考え出す。
この段階では、問題解決に成功するかもしれないあらゆる選択肢を考え出さなければならない。

(5)各選択肢を評価する
選択肢が出揃ったら、それぞれを客観的に分析し評価しなければならない。これはそれぞれの選択肢に各基準についての点をつけて行う。(2)と(3)の段階で定めた基準と重み付けに基づいて比較すれば、それぞれの選択肢の長所と短所が明らかになるはずだ。

(6)最高点を取った選択肢を選ぶ。
最後に、最高点を取った選択肢を選んで、このプロセスは完了する。これが最適の選択である。


【ケース3】なぜ合理的であることが難しいのか
・非現実的な前提以外に、意思決定のプロセスにはいつのまにかバイアスやエラーが忍び込み、合理性が損なわれるものだ。それは意思決定のプロセスを省略して近道をしようとするときに起こる。

・われわれは何も犠牲にせず、できるだけ楽をして、経験や衝動、直感、あるいは都合のよい「一般論」に頼りすぎる。こうした近道が役に立つ場合も多い。だが、そのような方法を取っていては、合理性からかけ離れてしまうことがある。

■「誘惑」の例。
・計画を立てない。
・自信過剰。
・過去の経験に頼りすぎる。
・過去から学ぶのが苦手。

・人間は完全ではない。合理性の影に潜む安易な思い込みと、人間の精神の不完全さの間で、われわれはみな、ときに非合理的な行動をするものだ。確かに合理的になるのは、難しいが、人間はしなければならない決断を必ず失敗するように定められているわけではない。

・限界があるにもかかわらず、実際にはかなり上手に意思決定をしている人は多い。その理由の1つに、そういう人は「非合理性にうまく対処する」秘訣を身に着けていることがある。つまり、自分にはどんなバイアスがあるかを知り、その影響を最小限に抑える方法を探り当てた、という意味である。


・意思決定の心理学をあまり知らない人でも、たいていは限られた知識だけで何とかやっているように思われる。それはなぜか。
①正しい選択、最適な選択は、自明であることが多い
②多くの場合、最適あるいはそれに近い解決が得られる選択肢はただひとつではなく、広い幅がある。
③ある程度満足できる解決法で十分である場合が多い。

・多くの決断事項は最高の解決策ではくても、ある程度満足できる解決法、つまり条件を満たし、かつ十分である解決法を見つけるだめで解決できるということが、かなりの証拠によって示されている。すべての基準に合う解決法が見つかったらそれ以上探すのをやめ、その方法を選ぶものだ。

・しかし、「それで十分」ではないこともある。
もう決断力しかない―意思決定の質を高める37の状況把握力
ソフトバンククリエイティブ
スティーブン・P・ロビンズ(著)Stephen P. Robbins(著)清川 幸美(著)
発売日:2004-03-20
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 たくさんの人に是非よんでもらいたい。
おすすめ度5 抜群!
おすすめ度5 重要な意思決定をする前に読んでおきたい一冊

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テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌


















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