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事件発生当時、かなり騒がれたこのサンダーバード号強姦事件、来月17日に判決が出るとのこと。
電車内強姦、25年求刑 大津地裁公判 「例見ない凶悪犯行」【中日新聞】
2007年12月1日 朝刊

(略)弁護側は6月の公判で「被告は16歳時の交通事故で脳機能障害を抱えた」と主張。求めに応じ、地裁が植園被告の情状鑑定を実施し、「脳の障害は認められない。過去の薬物使用の後遺症が影響した可能性もある」との鑑定結果がこの日、証拠採用された。

 起訴状などによると、植園被告は昨年8月3日午後10時30分ごろ、JR北陸線の富山発大阪行きの特急「サンダーバード」の車内で、女性(22)をトイレや洗面所に連れ込んで暴行。同12月にもJR湖西線の車内や駅構内で、2件の暴行事件を起こした。


この事件は、あまりにも悲惨すぎて言及するのを避けていたのですが、事件そのものの悲惨さを語るのは今回も避けます。で、個人的に非常に気になっているのは、弁護側の「脳障害」についての主張。弁護側は、それしか弁護するための論拠がなかったからそう主張しただけなのでしょう。実際、特急列車内で女性を強姦しており、目撃者が多数いるんだから、本来ならば弁護の余地なんてないわけです。(それでも弁護士は弁護しなければならない義務があるから弁護しているだけのことで。)

でも、弁護側の主張に、根拠がないわけではないんだよね、やっかいなことに。。
コレ(↓)と関係ある。
神経科学が問いなおす「自由意志と責任」【wiredvision.jp】

(略)神経科学者たちによる最近の研究で、前頭葉前部皮質に損傷がある人は、善悪の判断ができても、器質的に行動を制御できない場合があることが明らかになっている。このことが、マクノートン・ルールを根拠とするうえで問題になる。

 サポルスキー教授は今年、悪名高い事件で弁護側に協力した。スコット・アースキン被告は、米国・メキシコ国境近くのオテイ川沿いで自転車に乗っていた2人の少年を殺した罪に問われていた。

 「被告の前頭葉皮質には損傷による大きな問題があったため、私は弁護側としてこの事件に関わった」とサポルスキー教授は説明する。しかし結局、アースキン被告は有罪となり、死刑が宣告された。この裁判は、判断に際して、いかに感情が関わっているかについても明確に示すこととなった。(以下略)


個人的には、原則として犯罪とは犯罪を犯したという「事実」をもって犯罪とすべきであり、「脳障害があるから」という神経科学の知見は、法の場においては免責のための根拠と「なってほしくない」と思う派である。けど、一方では、「もしも自分が弁護側だとしたら?それでもそう主張しないだろうか?私だったら、神経科学の知見を使えるだけ使って弁護してしまうのではないか?そういう弁護士がいても不思議ではないよな。」とも思う。正直、神経科学が法を変える未来が、ちょっとコワイ。 (なので、そういう未来が来るにしても、かなり遠い未来ではある、と勝手に思っておくことにしている。)
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神経科学での検索結果をマッシュアップ。一語から広がる言葉のポータルサイト。 一語で検索【2007/12/16 12:18】

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