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リバタリアン(またはリバータリアン)たちの「結婚」についての考え方が、わかりやすく書かれているページを発見。ので、とりあえず、メモ化。

ちなみに、過去何度か書きましたが、私は、現状からして、政府が結婚制度を廃止する可能性はゼロに近いので、「政府が結婚に対して許可を与えている限り、政府は、結婚に関して、いかなる差別も行わないという基本の下に、全ての人々に結婚の許可を与えるべき」という立場を採用しております。(よって、同性婚も合法化すべきだし、また、非婚出子差別解消のためには、個別の訴訟で争ってる場合じゃなくて、法改正が必要、または問題の元となっている戸籍法そのものを廃止すべき、という考えであります。)

(本から自分で引用するのは面倒なので、こういうページがあると非常に助かります。。)

第十章 現代の諸問題(Contemporary Issues)その2
(D.Boaz : Libertarianism A Primer の第10章よりの翻訳(邦訳「リバータリアニズム入門」の未収録文)古村治彦 翻訳 2000/08



(略)リバータリアンたちは、道徳的な保守主義者たちのように、政府が伝統的な家族形態を支援し、奨励する必要があるとは考えない。リバータリアンたちは、人々が自分たちの望む形態の家族を形成することができるように、政府による家族への干渉を止めさせる必要があると考えている。リバータリアンたちは、究極的には、政府が結婚と家族に関する事業から手を引いて欲しいと考えている。

どうして、政府が人々の結婚に、許可を出すべきだと言えるのか? 結婚は、自発的な同意の結果であり、相互契約であり、多くの人々にとっては深淵な家族的意義を持つものでもある。こうした結婚というものに対して、政府は何らかの役割を果たさねばならないのだろうか? 私たちは、結婚という概念を、全ての人々の手元へ、市民的な契約もしくは、ある人々にとっての宗教上の誓約として、戻すべきなのだ。

このような政策によって、結婚自体がしっかりとしたものとなるだろう。国家は、結婚に対して厳しい規制を課してきた。この規制によって、全てのカップルは、根本的に1つの型に当てはめられた契約しか与えられなかった。核家族の数の増加と、働く女性たちの数の増加など、社会的な変化が大きくなるにつれて、国家が保証する、ありきたりの契約は、より多くの家族の形態に合わなくなってきている。カップルは、それぞれ自分たちに合った契約を結ぶべきだ。裁判所は、商取引上の契約に与えるのと同じ敬意を、それぞれの結婚の契約にも与えるべきだ。

政府が結婚に対して許可を与えている限り、政府は、結婚に関して、いかなる差別も行わないという基本の下に、全ての人々に結婚の許可を与えるべきだ。国家が異人種間の結婚に許可を与えないのは誤りである。連邦最高裁が1967年まで、結婚に関する差別を違憲としなかったのは正義を捻じ曲げたものであった。同様に、今日、同性間の結婚の権利を否定するのは誤りである。

ジョナサン・ラウチは次のように主張している。結婚には、3つの素晴らしい社会的利益がある、と。それは、子供たちが落ち着いて育ち、男性たちが教化され、そして、配偶者の病気や老人たちの面倒を見ることに対して責務が生まれることである。男性の同性愛のカップルにとっては、少なくとも後半の2つは実行可能であろうし、女性の同性愛者たちのカップルにとっては、3番目と、おそらく1番目は、実行可能である。結婚とは、ある人間が、愛情と責任感を持つことでもある。それに公式な許可を与える場合には、人間の尊厳を基にしなければならない。

保守主義者たちは、「同性間の結婚が、異性間の結婚を脅かしている」と主張している。しかし、そんな証拠はどこにもない。父親のいない子供たちで世界をいっぱいにすることは、男性の同性愛者たちのカップルではほとんど起こらない。そして、異性間であっても、同性間であっても、「より多くの」人々が結婚することは、結婚制度の確立に対して、確実に役立つ。


その1その2、すべて読みましたが、ほぼ8割がた同意。リバタリアンは政府による個々人への介入をできるだけ無くすのを望むので社会民主主義とは対立する立場ではありますが、「戦争は大きな政府を創り出す」という理由から、同時に「平和主義」というのも特徴の1つでして、日本で言うところの「護憲派」の方々とは通じるものがある。なにせ、アメリカのリバタリアンたちは、侵略戦争に大反対で「アメリカは、世界にとっての警察官であることの用意などできていない」という現実認識があり、国防に専念せよ、というのが基本であるので。
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テーマ:国際結婚 - ジャンル:結婚・家庭生活


















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