admin
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

pandagirl.jpg

(# "Panda Bear Girl - The First Asian American Superheroine"for "Artistic Utopia", a calendar book features personal work by illustrators. Designed by Murphy Design, accepted into Society of Illustartor 47th Annual Awards,Yuko Shimizu ©2004 all rights reserved)

まず、女性兵士について発言すると、必ず「戦争反対」「戦争ダメ絶対」,または逆に「そうだ、そうだ、戦争しようよw」というような反応が来ることが予測されますので、最初にこの本をご紹介。要するに、「戦争は不経済」ということです、はい。(なので、戦争なんてやるだけムダなので、わざわざ「反対です」とか「賛成です」とかコメントしてこなくても大丈夫ですよ、ということで。私も反対ですのでw。)

戦争の経済学
戦争の経済学ポール・ポースト 山形浩生

おすすめ平均
stars頭の体操(だけでは終わらない)
stars今や戦争が不経済となったことを証明
stars左脳の意見、右脳の意見
stars戦争って儲からない…

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


では記事をご紹介。
★【第12回】イラクで戦う米軍女性
「女の命が男より大事だとは思わない」
* 2008年2月13日 水曜日  * 治部 れんげ
http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20080208/146750/?P=1

中でも一番驚いたのは、軍隊にまで女性の進出が見られたことだ。「女性の社会進出」はリベラルの専売特許だと思っていた筆者の目には、軍隊と女性という一見ミスマッチな組み合わせは新鮮に映った。通常、「女性が戦うこと」については、リベラル派、保守派の両方が反対する。

フェミニストを含むリベラル派は「戦争は男性が起こすもの。生命を産み出す女性は平和主義者」と主張することが多い。一方で保守派は「女性は戦いに向かない。弱いのだから男性が守ってやらねば」と考えがちだ。しかし米国の実情を見ると、このどちらの考え方も時代遅れに思えてくる。


まず、どちらも時代遅れですよね、ホントに。で、ここで「フェミニストを含むリベラル派」とは、正確には「福祉国家リベラル」または「社民主義」の人たちのことだろうな、と。ちなみに、私はリベラルはリベラルでもクラシカル・リベラル(現代用語ではリバタリアン)なので、福祉国家リベラルや社民主義の方々とは個人的自由を尊重する点では同じですが、市場重視の点が異なる、という立場であります、はい。

で、福祉国家リベラルに基づくフェミニズム、というか、おそらく、一般の人たちからみれば、日本では上野千鶴子さんなどの有名な学者フェミニストの書籍が売れているからか、個人ブログや書評サイト等を観察して得た感触としては、「フェミニズム=上野千鶴子先生=マルクス主義フェミニズムまたはラディカル・フェミニズム」というような等式が自動的に読者の脳内で像を結んでいる可能性が高いように感じます。(で、政治家としては、福島みずほさん、みたいなイメージなのかな、と。)

なので、ちと説明しますと、フェミニズムと一口で言っても、本当にいろいろありまして、というか、その、いろいろをすべて説明していると非常に長くなるので、とりあえず、これだけ引用(笑)。ポストモダン・フェミニズム。

ポストモダンフェミニズム
近代啓蒙思想の人間中心主義・普遍主義自体が、男性中心主義・西欧中心主義に陥っていることを批判し、それからの脱却を求めるフェミニズム思想。(略)ポストモダン・フェミニズムは,従来のフェミニズム自身のうちに認められる近代男根中心主義への同一化や,女性領域の分離主義的な優位主張を批判して,女性解放思想内部での差異性をも強調した。つまり「ひとつしかない,真実のフェミニスト・ストーリー」を目指すこと自体が,男根中心的な思考法だとして,単一ではない多様なフェミニズムの可能性をめざす。


ですので、日本国内では、どうやら女性兵士の問題は福祉国家リベラルなセンセイ方の専売特許みたいなので、女性は平和主義なので戦争ダメという感じ。なのですが、上記引用箇所におけるポストモダン・フェミニズムの定義が正しいとした上で、この視点から見れば、「ひとつしかない,真実のフェミニスト・ストーリー」なんてものは無いわけですから、アメリカやノルウェーなど、女性兵士が増加している国があっても何も不思議ではないワケです。

あとは、いわゆる「保守派」と分類されている層についてですが、私、イマイチ、どこからどこまでの人が保守に入るのか、ちょっと感触が掴みきれていないんですよね。。というのも、保守と右翼は異なる概念なのでそれはイイとして、宮台真司氏の言葉で言えば「大切なものを守るために変わらなくてはならない」と考えるのが保守。でも、「自称保守」のなかには「ヘタレ保守」「マスターベーション右翼」の人たちも混じっておりますし、また、「自称リベラル」のなかにも「教条主義左翼」と呼ばれる方々はもちろんのこと、自称リベラルな人でも言っている事・やっている事はトンデモなく保守的な人というか破滅的な人も存在しているので、なんだかな、と。。

(たとえば、フェミニストのセンセイ方のなかには、ジェンダー論とか偉そうに教えつつ、選択的夫婦別姓に言葉では賛成しつつ、「で、行動は?」といえば、法律婚しつつ、配偶者にぶん殴れてる人なんて、たまにいるよ。。DV反対とか口では言うんだけど、ご自分たちの夫婦関係をDVとして「認められない」みたいで、こっちは手助けしようにもどうしていいかわからないよ、どう反応してほしいのかわからないよ、みたいな。。)

なので、ここではとりあえず、引用中の記述の通り、「女性は戦いに向かない。弱いのだから男性が守ってやらねば」という思考様式に当てはまりそうだな、というのを基準とすると、この本に賛同する層かな、と。(ちなみに私は、リンク先の書評をお書きになられた方とほぼ同じ感想を持ちました。)

で、本題の女性兵士が増加している理由。

なぜ米軍で女性の進出が起きたのか。昨年3月にフランクリン・マーシャルカレッジ(米ペンシルベニア州)で開かれた女性問題シンポジウムで、答えの一端を知ることができた。中でも米陸軍のマーク・リンドン大佐の発表(注1)は興味深かった。彼は「優秀な人材を確保するために、男性だけでなく女性にも門戸を開くべき」と主張したのである。

 この発想はグローバル企業の人事担当役員と全く変わらない。リンドン大佐によれば、17~24歳男性の12%が軍の入隊試験に受かる素質を持つが、大半は大学に進学してしまう。また、若者のうち「自分は軍隊に入ると思う」と答えているのは15%だけだ。軍隊でも、男性だけにこだわっていては能力のある人を採用できなくなるというのだ。


確かに人材不足だろうな、と。あと、
★女性兵士の身体特性に新たな見解――米調査2006年1月17日
http://wiredvision.jp/archives/200601/2006011704.html
コレ(↑)しか読んでないのですが、体力的にも男女差はほとんと問題ないとのこと。最後にノルウェーのケース。

軍隊に女性が進出することのメリットは何か。

シンポジウムでパネリストを務めたノルウェーの女性大佐は、こう話していた。「イラクやアフガニスタンで、われわれは民主主義のお手本にならなくてはいけない。男性兵士だけが駐留しては、良いお手本にはなれない」。彼女はアフガニスタンでは、情報収集で成果を上げた。現地の女性たちが男性兵士には話さないことを、彼女には話したためだ。

 ノルウェーは手厚い育児支援で有名な国である。最近は上場企業の役員の4割を女性にすべしと法で定めて話題を呼んだ。男女平等とワークライフバランスの先進国では、こんなハードな分野にも女性が進出していたのだ。


「ワークライフバランス」って、日本で使用される場合、どっちかというと、「家庭も仕事も大事にしましょうね~」「お給料減ってもバランスよく暮らしたほうがいいよね~」的な、現状維持大好きのヘタレ保守的な言葉として流通しがちなのですが、本来は、こういうことなんですよ、産経の短小丸出し記者さん(苦笑)。

ちなみに、産経新聞は保守でも何でもなくて、単なるヘタレ保守でしょう、あれは。それに、経営状況もキビしいし、記者の皆さんも他社に比較すると凄まじく「清貧」なお給料らしいので、社民主義の方々も、そろそろ相手にしないでいいんじゃ、とお節介ながら思います。ってことで、とりあえず、これにて終了。

(もしも他に関連リンクなどあったら手直しするかも、です。)

2月24日。誤字脱字を手直しし、ついでに画像追加。
スポンサーサイト


















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2017 IdeaFlow, All rights reserved.


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。