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時間が空いたので、今さっき読んだ
★白河桃子の「“キャリモテ”の時代」
【第21回】“専業主夫”に頼らず、女も腰を据えて働こう
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20080220/147640/
にツッコミ。まず、

「理想の夫婦像とは?」と聞くと、ある年齢の人までは「ライオンの台所用洗剤、チャーミーグリーンのCMに出てくる夫婦が理想」と答えるそうだ。おじいさんとおばあさんが、手を取り合って踊るように歩いていくCMだったと思うが、いったいこのCMがどの程度の期間、日本の女性たちの結婚観に影響を与えたのか、誰か調査してほしいものだといつも思う。

 「夫婦揃って仲良く年老いる」……。そのゴールはきっと「チャーミーグリーン夫婦」なのだと思うが、そこに至るまでには様々な過程があるのが、今の結婚だ。


とありますが、CMやメディアなどの「創れたイメージ」に自己(ここでは夫婦像)を合わせる、っていうのは、心理学的な面から言えば、はっきり言って、方向性として、ヤバいんですよ。。

というのも、いくら表面的には消費社会がもたらすイメージやメッセージに合致する自分(または夫婦)になっても満たされず、自己と理想像が乖離しすぎて精神を病んでしまう方々や依存症に陥る方々は多く存在していますし、だからこそ心療内科や精神科の医師たち、離婚専門の弁護士や離婚カウンセラーさんなどが大活躍しているのが現状ですので。(というか、著者の白河さんの世代に、すごーーーーーーーーく、そういう方々は多いので、現状はご存知だとは思うのです。)

それに、「チャミーグリーン」は株式会社ライオンの商品であり、「CM」は販売促進や商品の認知度を上げるために放映されているのであって、視聴者の皆様に「理想の夫婦像を示す」ために創られた映像ではありませんので、その点だけは誤解しないでください。メーカーサイドも、CM製作会社も、そこまでの責任は負えませんので。(←この部分を、3月15日に追記。)

あとは、ここが、ちょっと疑問かも。

とにかく結婚や家族の形は、「夫が稼ぎ、妻が家事をし、子供が2人」という、1970年代の「男女役割分担体制」から大きく変化してきている。女性の生き方も多様化している。しかし、「幸せそう」と思える結婚や家族の形は、意外にまだ保守的だ。

だが変化の激しい今の時代、「リスクを取らないこと、変わらないことこそリスク」であると多くの識者が言っている。恋愛や結婚にしても、「変わらない」ことはリスク。現に「結婚したくてもできない」多くの男女は、「理想の結婚モデルが変わらない」からこそ結婚できていないと言える。


「なにを、どんな状態を”幸せ”と感じるのか?」は、各個人・各カップルによって、だいぶ異なりますので、本来ならそこから分類定義しなくちゃならないのですが、とりあえず、このコラム全体は、こういっては何ですが、バブル世代の女性にありがちな「拝金主義」、または、拝金主義を叶える手段としての「過剰なキャリア志向」的な雰囲気を感じてしまう、というか。。

いや、ビジネス誌だから「お金」や「仕事」に視点を置いているだけ、だというのはわかるのですが、そのアプローチだと、結婚や恋愛を薦める、そして2P目の下のほうに何気なく書いてある、"多くの女性に子供を生んでもらいたい、という思いで書いた「少子化本」です”というコラムの趣旨からすると、逆効果な気がするんですよね、なんとなく。(ちなみに、私個人は、経済学的観点からも、思想的な観点からも、倫理的な観点からも、少子化や婚姻率の減少を問題視して、各個人の生きかたに影響を与えようとする政策には反対の立場です。ただ、こういったコラムは、政策ではなく「商業誌の言説」なので、需要があるならあってもいいのでは、とは思います、はい。)

ですので、読者からのコメントにありましたこの方のご意見(↓)に、私はほとんど100%同意かな、と。

2008年3月1日
「バリバリ働く」とか「どんどんモテる」とか、そういうのはもういい、と感じます。そういうことは、押し付けないでほしいと思う。世の中の人たちは、この記事にあるような「計算」ではなく、もっといろいろな「なんとなく」という感じで結婚していると思う。そもそも最初から「キャリモテ」という結論ありきだから、中身が無理矢理のこじつけが多いように感じる。サンプルも偏っていて、あまり信憑性がないのではないか。


というか、「結婚の形」のサンプルがほしいのでしたら、周囲を見渡してみれば、いろいろなカップルがいますし、また、そこらへんの本屋にその手の本はいろいろ売っています。なので、まあ、そこまで「結婚の形」だとかで、しんみりと悩んだり、結婚のモデルの有無をわざわざ問題視する必要はないんじゃ、と私などは思ってしまう派でして(苦笑)。とりあえず、「こういうのもあるよ~」という意味で、以下書籍紹介。

まず、自称リバタリアンとして、この夫婦は外せない、ということで、経済学者ミルトン・フリードマンとローズ・フリードマン夫妻。
最強の経済学者ミルトン・フリードマン
最強の経済学者ミルトン・フリードマンラニー・エーベンシュタイン 大野 一

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stars20世紀を代表する思想家の1人
starsちょっと美化しすぎではあるけど

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書評はいろいろ読みましたが、小飼弾さんのこの書評が秀逸で、

「最強の経済学者」、確かにその通りだろう。しかし、ミルトン・フリードマンという人は、経済学者という肩書きを外してもなお師となりえる男で夫で父であった。これは本当に凄いことである。「公」の世界で大業を成した人の私生活が爛れているのはむしろ普通であり、我々はこういったゴシップが好きでたまらない生き物であるが、私生活のほころびを本書に期待する人は、完全に肩すかしを喰らうだろう。


とのこと。

次は、有名ではありますが、写真家の荒木 経惟さんと荒木陽子さんご夫妻。
愛情生活
愛情生活荒木 陽子

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starsおいしそう!食べたいのみたい
starsアラーキーの妻であり、荒木陽子である
starsぶっ飛び結婚生活!
stars夫婦って・・・
stars最近の私の逸品

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あと、クライミングに興味がない方はあんまり好きではないかも?、ですが、「価値観やビジョンが似ていて、リスク選好度も似ていると、こういう厳しいけど楽しい夫婦なるよ」という例として、ソロクライマーの山野井泰史さんと山野井妙子さんご夫妻。
凍沢木 耕太郎

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stars湘南ダディは読みました。
stars山の厳しさ、恐ろしさと一組の夫婦
starsそれをやらないと生きてはいけないというもの
stars夫婦の愛情のおはなしです。
stars予想どおり、だけどよい。

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(3月15日 誤字訂正し、微妙に文章を追加。)
(3月16日 トラックバックを打ち忘れたので、いまさら送信。)
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