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日本には私立大学は多すぎるし、そのため無能な学者を大量に抱え込まなくてはならなくなっている現状がある以上、この本は良書だとは思う。個人的にはオーストラリアのように私立は2校くらいがちょうど良いと思っているし、少なくとも私立大学への公金投入はゼロにすべきだとも思っている。

のですが、やはり理系の方だからなのか、フェミニズムへのツッコミが甘すぎるかな、と思いました。。特に、「お嬢様専用車両」は、フェミニストでなく一般の方々でも「それはないだろう」と思ってしまいますので、書かないほうが良かったんじゃ、と。。女性専用車両というのは「加害者の99.9%が男性である」からこそ導入されているわけです。ですので、そういう要らないことを書いてしまうと、マトモな女性読者を獲得できませんし、何よりも人格を疑われかねないので男性の著者は気をつけたほうが無難かと思います。

それと、本著の指摘通り、フェミニズム側からすれば、理念を実現するための手段として行政に入り込んだ、となるワケです。でも、実のところは、フェミニズムこそが「目的達成のための隠れ蓑」として用いられているんですよね、日本経団連をはじめとする財界に。。。なぜなら労働力不足だから。。また、フェミニスト学者の中には「私たちの運動の結果、女性の地位が向上した」と考えていると見受けられる人がたまにおりますが、フェミニズム思想が行政に介入できるようになったのは、女性が社会進出できるようになったことの「結果」であって、原因ではありません。原因は、経済構造の変動であり、肉体労働の経済的価値よりも頭脳労働のそれが大きくなったからです。そこらへんまで踏み込んでもらえると、もっと良かったかな、と思いました。

あと、「女性の社会進出と出生率は相関関係にある」というデタラメな言説について、フェミニズムだけでなく経済学者も関係していた、と読める記述がありましたが、それはちと早合点です。たとえば、かつて「ミスター円」と呼ばれた元大蔵官僚で現経済学者の榊原英資氏は、そういった言説が出始めてから現在に至るまで「それはデタラメですよ♪」「ありえないですよ♪」と主張し続けております。もしもあのトンデモ言説に追従した経済学者がいたとしたら、その人は単なるトンデモ学者であります。(少なくともマトモではない。)
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌


















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