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Dreams of a yellow, Uploaded on March 2, 2005, by Simon Pais-Thomas
(現在のところ、投資家保護より「消費者保護」に関心があるので、以下、単なるメモ。念のため書いておきますと、個人的には、投資活動は「全ての人が関わっている消費活動」と異なり自由参加ですし、投資の世界に入るなら、それこそ自己責任だろうと思っているので、取り立てて投資家保護を取上げるつもりはない。)

★訂正:オーベン(旧アイ・シー・エフ)の偽計取引で元社長らを強制調査=証券監視委
2008年 02月 14日 14:40 JST
http://jp.reuters.com/article/companyNews/idJPJAPAN-30307320080214

で、いろいろとこの件に関して読んでみたけれど、こちらが一番納得できたかな、と思いました、はい。
★ICFの関係者が逮捕された件で
山本 一郎[著]公開:2008年02月14日 15:00
http://moneyzine.jp/article/detail/29560?p=1
http://moneyzine.jp/article/detail/29560?p=2

(前略)もともとそういうグレーなところを市場のルールに抵触しないようにしながら利益を出していくことが証券マンや投資家の「腕」と見られている部分があり、それをやりすぎたのがライブドアで、さらに暴力団にまで金を流してしまっていたのが明るみに出たのが旧アイシーエフだったということになります。手口をもっと捜査していくなら、堀江貴文氏の再逮捕だって可能性としてはありうるでしょう。

その意味では、一昨年からの「六本木ヒルズ族叩き」というのはいかに的外れであったかが良く分かります。せいぜい言うならば、六本木ヒルズ族なるものが悪の本尊だったのではなくて、智慧が足りなくて暴力団の資金作りに加担させられていた、と考えるのが普通ですね。旧アイシーエフの佐藤克元社長がまだ若くしてなぜ責任ある経営者に担がれたのか、そこになぜパチンコ情報提供会社が関与していたのか、というあたりは、充分視野に入れて本件問題は理解するべきだろうと思います。(以下略)


まず、オーベン社(旧アイ・シー・エフ)のHPに掲載されている事業概要の「投資事業部門」というページを見ればすぐにわかる通り、デイトレードを主とする方々などは別として、普通の投資家だったら投資はしない会社かな、と。だって、「中国・マカオ(MACAU)不動産開発投資」ですよ。。(どうせ投資するなら、日本のベンチャーじゃなくて、カジノとか不動産事業とかやってる現地法人か米企業に投資したほうがリターンが見込めるワケだし、あんまり魅力がないかな、と。)

念のため「中国・マカオにおける不動産開発投資について」(2007年01月 株式会社オーベン 東証マザーズ4797)というPDFをチラッと読んでみたけど、やっぱり、ちょっとな、と思うし。

確かにマカオが成長しているのは事実なのですが、たとえば、7ページ目の「経営陣/大株主のマカオへの太いパイプ」という説明とか(「え?どんなパイプなんですか?」とか質問しちゃいそう。)、11ページ目の投資スキームの説明にある「プロジェクト事業運営母体はマカオ法人であるSDIIPKV社であり、この会社が当レジデンスの建設・販売・管理を行う」という記述とか、これも質問ポイントだな、と思った。(ちなみに、インターネット上の情報の信頼性うんぬんは置いておいて、とりあえずSDIIPKV社の検索結果は"Sociedade De Investimento Imobiliario Pun Keng. Van, SARL"。)

で、今後、捜査は進んでいくとして、読んだその他関連記事いろいろメモ。
★はてなブックマーク > 株価算定の「ガクガクブルブル」 isologue - by 磯崎哲也事務所
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.tez.com/blog/archives/001098.html
★はてなブックマーク > ちょーちょーちょーいい感じ:旧アイ・シー・エフの逮捕劇関連
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://wkwk.tv/chou/entries/2008/02/post_1136.html
★社長インタビュー > 株式会社オーベン:佐藤 克 社長 > 1:大赤字からの復活劇
http://www.kabukun.net/modules/interview/article/1/1/
★ All About» 転職・キャリア »キャリアプランニングi-cf社長、佐藤氏の意外な素顔
http://allabout.co.jp/career/careerplanning/closeup/CU20051102A/index.htm

★梁山泊事件:逮捕の代表、暴力団幹部と親密
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080214k0000m040149000c.html
★はてなブックマーク > 切込隊長BLOG(ブログ): 基本的にはICFのは弘道会問題
http://b.hatena.ne.jp/entry/http%3A//kirik.tea-nifty.com/diary/2008/02/icf_ce56.html
(2月16日リンク追加。)

ということで、結局、財務諸表を読むまでもなく、普通の投資家だったら関わらない種類の会社ですし、今のところは消費者保護とも関係ないし、これにて(私の中では)この件は終了ということで。
テーマ:気になったニュース - ジャンル:ニュース

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(#A Beautiful Posture Cigarrete,by Simon Pais-Thomas, Uploaded on January 16, 2006)

この前、採用も昇進も「世界基準」 外資へ日本女性”流出”を書いたときに、「流出」繋がりでチラッと思い出した記事がもう1つありまして、以下、それについて。

★ドイツマスコミスキャン〜東独地域に若い男が多い理由(上)2007/06/04
http://www.news.janjan.jp/media/0706/0706036570/1.php
★ドイツマスコミスキャン〜東独地域に若い男が多い理由(中)2007/06/11
http://www.news.janjan.jp/world/0706/0706107003/1.php
★ドイツマスコミスキャン〜東独地域に若い男が多い理由(下) 2007/06/18
http://www.news.janjan.jp/world/0706/0706177436/1.php

まず、ドイツはすでに統合されていますが、旧東ドイツ地域と旧西ドイツ地域の経済状況や雇用情勢などは異なっておりまして、旧東ドイツ地域生まれの人であっても、豊かな生活を送りたいならば、他の国または旧西ドイツ地域へ引っ越したほうが何かとトクなワケです。

で、大学進学に際して、優秀な旧東ドイツ地域の女性は、ほとんどが西ドイツ地域の大学へ進学し、そのまんま西ドイツ地域で仕事を得たり結婚したりで、地元へは帰らなくなってしまい、旧東ドイツ地域では、な、なんと。。

(略)次にベルリン人口・開発研究所の研究報告を見ると、こちらはまさにその東から西への人の流れを調査した研究であった。しかし、そのデータや分析の視点が、何というか、その、先に見た統計庁のお役所風の文章とまったく違って、ちょっとすごかったのである。どのくらいすごかったかというと、調査結果を一言でまとめると、東独から西独への人口流出により、現在では

 「東独地域には若くてバカな男しか残っていない」

 という感じになってしまうくらいなのだ。もちろん、これは不真面目な調査ではなく、複数の研究者が参加している、ちゃんとした研究なので、ふざけた内容などでは決してない。ではどうしてこんな結果が出てしまったのか。ここでポイントになるのは実は女性の動きなのである。


という「緊急事態」になっているのであります、大真面目に。。で、女性たちがどうしてこんな地域に住みたくないのかは非常にわかるのでその点は置いておいて(理由が気になる方はリンク先の記事を全部読んでみてください、絶対わかるので。。)、国単位で考えると、何が問題かというと、要するに、人口問題なんですよね、これって。

東独地域から人が流出している。しかもその多くが若くて有能な女性たちだ。
後に残されるのは、仕事もなく、上昇志向を失った若い男性ばかり。女性がいなければ、次世代を担うべき子どもたちも生まれない。東独は女性ばかりでなく、未来をも失いかけている――。


で、行政が、若くて優秀な女性が戻ってきてくれるように様々な対策を立てているのですが(引っ越してくるだけでお金をあげたりだとか。。)、なんと言いますか、ぶっちゃけ、あんまり意味がない感じなんですよね。。(2月15日追記。要するに、日本と同じで、「行政」が何やっても意味ないっていうか。)

話を日本に移すと、地域単位や企業単位で見れば、すでに「旧東ドイツっぽい地域&企業」はわんさかあるな、と(苦笑)。しかし、国単位で考えた場合、日本の場合は、旧東ドイツ地域ほどの緊急事態にはならないと思います。いわゆる「国際結婚」も増えていますし、また、結婚相手が見つけづらい環境にある農村地域などでは既に婚姻斡旋サービス等を通して海外の女性と結婚する男性群が存在しています。また、今後もそういったサービスは望まれ続けていくと思われます。

ただし、そういった結婚斡旋サービスは、あくまで「日本が経済大国だからこそ」成り立っているワケでして、非常に言いづらいのですが、

★池田信夫の「サイバーリバタリアン」
第1回 もはや一流ではない日本経済──諸悪の根源は「家父長主義」にあり
http://ascii.jp/elem/000/000/103/103336/index-2.html

今、日本の直面している最大の危機は、格差でもデフレでもない。通常国会の経済演説で大田弘子経済財政担当相が言った、「もはや日本は『経済は一流』ではない」ということが問題なのだ。その最大の原因は、古い企業にヒトとカネが囲い込まれ、新しい挑戦者が出てこないところにある。


というのが現状ですので、まぁ、少なくとも、一流でないのは明白として、せめて「二流の経済」を目指していかないと、いろいろな意味で、寂しいことになりそうだな、、と思ったりする最近であります、いろいろな意味で。。

ついでにこちらも参照すると、さらに寂しくなってしまうかも(苦笑)。男性は女性と比べると、将来の経済情勢(正確には経済指標や財務指標など)を楽観視する傾向がある、という趣旨の論文であります。
★SSRN-Are Men More Optimistic? by Ben Jacobsen, John Lee, Wessel Marquering
http://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=1030478

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(#Wind, Arthur Braginsky)
男優位社会の現実に突き当たった時、思うこと【かめ?】さん経由で知ったこの記事(↓)。

★ダイバーシティって……=小林洋子(女・部長の本音) http://mainichi.jp/life/job/honne/news/20080128ddm013070037000c.html

いやぁ、笑うと同時に、「今時、こういう古い男性って、まだまだ生息しているだな。。」と、ちょっと驚きました(苦笑)。で、この記事(↑)を読んで思い出したのは、こちらの東洋経済の記事(↓)。

★採用も昇進も「世界基準」 外資へ日本女性”流出”(1)【週刊東洋経済TKプラストップ > ライフ・キャリア > 企業を動かす女性パワー】
http://www.toyokeizai.net/online/tk/column10/index.php?page=1&kiji_no=1
要するに、「そんなことやってると、優秀な人材は他社に取られちゃうだけだよぉ〜。」「島国根性丸出しでムダな男女差別なんてやってる場合じゃないっすよ、金玉が小さいっすよ、ひょっとして短小じゃないっすか?(苦笑)。」「しかし、さすが神風特攻隊の末裔だねえ、自滅の美学ってヤツですか(笑)。」っていう感じの至ってフツウの記事であります。ちと引くと、こういう感じ。

(略)「社内で”ダイバーシティ”を知らない人間は1人としていない」。ゴールドマン・サックス(GS)証券の村山利栄・投資銀行部門マネージングディレクター(前・経営管理室長)は言い切る。”多様性を認める”意味のこの言葉、日本ではまだ新語の部類だが、外資系企業ではずっと前からジョーシキだ。

「日本ではダイバーシティが男女平等や機会均等を指すと思われているふしがあるが、それも違う。ビジネスに勝ち残るためのツールにほかならない。GSのように人材がすべての金融業ならなおさらだ」。

ダイバーシティの対象は性差、宗教、肌の色などさまざまだが、島国ニッポンでは性差にほぼ限定される。「日本の平均からすれば、GSは女性社員比率も女性管理職比率も頑張っている」としながらも、村山氏は「入社時の男女比がほぼ半々なのに、管理職も半々でないのは問題。あの会社は女性が出世できない、仕事を続けられないとなれば、優秀な女性は来なくなる」と指摘する。

(中略)”女性活用は人事の問題ではなく、経営の問題”という意識は、外資系企業に浸透しきっている。

「ビジネスにスピードやイマジネーションが求められる時代に、50歳代の男性だけで考えるアイデアと、若い女性や外国人も含めて出てきたアイデアのどちらが優れているかは自明だ」。IBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)の伊藤久美部長は指摘する。


というか、そもそも、市場は性差別も人種差別も宗教差別もしませんので(差別をするのは、あくまで、特定可能なアタマが不自由な人物であります。)、やる気のある日本の女性の皆さんは、経営も会計もITも何にもわかってないクセに知ったかぶりだけは達者な低脳社長の下でなど働いていないで、マトモな会社に就職したほうが無難ですよ、と思います、はい。

それと、最近、M&A関係つながりで、「ハゲタカ怖いよぉ〜。」という感じで、買収防衛策うんぬんとか騒いでいる日系企業の老人社長が多いみたいですが、はっきりいって、アタマが悪くて従業員や株主の皆さんに迷惑をかけっぱなしの老人経営者を排除するためには、買収されちゃったほうがみんなのためになりますよね。。

ですので、まぁ、「妙な屁理屈をこねてないで、そろそろ素直にご自分たちの無能さを自覚して再建するなり買収されるなり決めたほうがいいのではないですかね?」「ビジネスは常に戦国時代ですよ。市場原理、下克上が基本ですよ。まさかそんな基本的な事を忘れてないっすよね、島国ジャパンの社長のみなさま?」とお節介ながら思ったりする最近であります、はい。

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(# Antique portrait, Arthur Braginsky)

★(2/8)アデランスに経営改善要求――米スティール、経営陣の退陣要求
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/ma.aspx?site=MARKET&genre=y2&id=AS2C08003%2008022008
★スティールがアデランスHDに経営陣交代を要求、書簡を送付 2008年 02月 8日
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-30234720080208

以下、スティール・パートナーズ・ジャパンHP(http://www.spjsf.jp/)より。どちらも読みましたが、結論としては、アデランス側はスティールの言い分を、ちゃんと聞くべき。(というか、どうしてスティールの提案を過去4年も「無視」してきたのか甚だ疑問。。だって、株主だけではなく、従業員の皆さんのためにも良い提案なのにね。。)
・スティール・パートナーズ・ジャパン、アデランスに戦略的な代替案を要求(PDF
・業績評価と提言(PDF)

以下、
★スティール・パートナーズ・ジャパン、アデランスに戦略的な代替案を要求(PDF)より引用。

スティール・パートナーズ・ジャパン、アデランスに戦略的な代替案を要求

(略)SPJSFは、同社経営陣に対して、企業価値の更なる毀損を回避するために、戦略的な代替案を早急に模索するよう求めています。SPJSFは、同社従業員や年金受領者を含めた全てのステークホルダーが、アデランスの現経営陣の経営の失敗により損失を被っていることを強調しています。

(中略)アデランスの岡本代表取締役社長宛の書簡で、SPJSFのマネージング・パートナー、ウォレン・リヒテンシュタインは以下のように述べています。「当ファンドは過去において、すべてのステークホルダーのための企業価値向上を目指し、社長をはじめアデランス経営陣の力となるべく努力して参りました。しかし残念ながら、アデランスは当ファンドの提案や提言をことごとく拒否されました。我々は、アデランスが危機的な状況にあると考えており、もはや貴社経営陣の皆様に効率的な経営を行なう能力があると信じることができません。

SPJSF は、アデランスの営業利益及び営業利益率の大幅かつ継続的な減少、度重なる年度目標の未達や業績見通しの下方修正、競合他社と比較して業績がアンダーパフォームすることを指摘し、これらも要因となって、2006年1月6日より同社の株価が58.3%も下落しているとしています。

さらに、アデランスの経営陣が2007年9月13日に発表した新たな3年の中期計画(2009年2月期から2011年2月期)は、現実的な業績目標や、経営陣が企業価値を高める具体的方法の詳細を示しておらず、全く不十分であるとしています。

リヒテンシュタインは、「当ファンドといたしましては、アデランスが直ちに戦略的代替案を模索すべきであり、具体的には岡本社長及び現経営陣の皆様よりアデランスの主導権を譲り受けるべき経営陣を探すべきだと考えております。」と述べています。(以下略)


ついでに、「業績評価と提言」(PDF)より、結論部分を。

結論

我々が分析したところ、アデランスの経営には下記のような重大な問題があると考えます。

–毛髪関連のコアとなる市場における戦略の失敗
–非効果的なマーケティング戦略(広告宣伝へのアプローチを含む)
–コスト管理の失敗
–説明責任・透明性の欠如
–現経営陣の経営能力の欠如及び同社における経営資源の欠如

これらの問題の重大性を鑑みるに、現経営陣にこれ以上同社の経営を委ね続けるということは、ステークホルダーにとっての企業価値のさらなる毀損を招くだけになると危惧します。

そこで、経営陣が下記の行動を迅速にとることを提言します。
1.SPJSFの代表を取締役に指名。
2.財務アドバイザーとして投資銀行を起用。
3.アデランスの経営を委託できる他社との統合の可能性も含めて、戦略的な代替案を考慮。


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(#Conversazione,Saturno Buttò)

ここでは、あんまり経済やビジネス系のネタを書く予定はないのですが、過去何度がジェンダー関連のエントリを書いてしまったので、それとの関連で、たまにはいいかも、ということで、とりあえず。

★BizPlus: 人事:OECD、日本に生産性向上・雇用改革を勧告へ(2008年01月23日)
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/jinji/index.cfm?i=2008012205519b4

【パリ=野見山祐史】経済協力開発機構(OECD)は21日開いた経済開発検討委員会(EDRC)で、日本経済の動向や構造改革について討議した。中期的な成長力を高める方策として、サービス産業の生産性向上や雇用制度の改革が必要との指摘が相次いだ。3月に公表する対日経済審査報告書で規制緩和や女性の就業促進を急ぐよう勧告に盛り込む。

 規制について同委では、航空分野の発着枠制度やエネルギー分野の料金設定を改善すべきだとの指摘があったほか、ノウハウを持つ外国企業の対日直接投資を促して生産性を高めるべきだとの提案もあった。雇用では女性の就業促進と出生率向上を両立させるための制度整備や、非正規労働者の技能訓練拡充が重要だとの指摘が出た。

 当面の景気動向については、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題を抱える米国経済の減速を受けて、日本からの輸出の伸びが鈍るとの見方が大勢を占めた。先月OECDが公表した2008年の実質経済成長率見通し(1.6%)の達成を危ぶむ声も出たという。


ということで、要するに、今後も今まで通り、日本での女性の社会進出は「外圧」によって進むんだろうな、と。

というか、たまに、地方の市議会に属していたり、(福祉国家リベラルの思想に基づいた)女性団体に属している方々のブログなどを読むと、こういった経済情勢に基づいた視点が全くと言っていいほど見られず、「意識改革」だとか「意識啓蒙」などの事業によって何かが変わると思い込んでいるのかな?、とどうしても思えてしまうことが多い。OECDに感謝の電報でも打てはいいのに(笑)。

しかし、面倒なのではっきり言いますと、人の「意識の変化」というのは、経済社会情勢等の環境要因の変化の後からついてくるものですし、もしも、意識の変化を目的とするならば、普通の本屋で売っている「自己啓発書」を読んだり、マルチまがいのポジティブシンキング系のセミナーに行けばいいワケで、外野にいる私からすれば、「啓蒙事業」を行政が税金を財源として開催するのは、ちょっとヘンな感じがするんですよね。。

代替案としては、現代は、ブログというモノがあるんですから、「意識啓蒙」は、ブロガーの皆さんのボランティアで十分なんじゃ、とも正直思ってしまうんですよね。(いわゆるトフラーのボランティア経済的な視点からの解決策の1つ。)ブロガーの皆さんは、博識で文章力のある方がたくさんいますし、お願いすれいいのでは、と。、そして、インターネットにアクセスできないだとか、パソコンが苦手だとか、そういったデジタル・デバイドの被害を被っている高年齢層をこそ、行政が支援していけばいいのでは、と思ったりも。

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それに、もしも行政が本気でデジタル・デバイドの解消に取り組むと決定したならば、パソコンメーカー各社が資金を出してくれる可能性もありますし(だってパソコンができない人にパソコンを教えてあげればパソコン本体を買ってくれるかもしれないでしょ。)、PC教育を事業としている各企業も、喜んで引き受けると思いますし、女性の何とかとかそうった啓蒙事業だけではなく、「行政が関わるすべての啓蒙事業を縮小する」には、これが一番費用対効果が高いのでは、と。(追記;あと、プリンタ関連とかプロバイダとか、そのへんの事業をやっている会社にもお願いすると、けっこういいかも。あくまで行政はお願い・提案するだけの役割をこなせばよく、メーカー各社が財源を出す、という方向で。)

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なお、以上の提案は、そういった高齢者層“しか”行政の「啓蒙」講座に来ていない、という現状があるならば却下です。もしもそうならば、現状のまま様子を見ながらしばらく実施していくべきたと思いますが、基本的に「啓蒙事業はムダ」というのは確実ですし、そういったことをしている資金的余裕があるならば(事実、余裕のある行政なんてどこにもないが。)、それこそ生活保護世帯の支援に回したほうがいいのでは、と思います、はい。

以下、参考までに、フェミニズムの視点から、「意識啓蒙」を批判している山口智美氏の論文をリンク。
★「ジェンダー・フリー」をめぐる混乱の根源(1)& (2)  山口智美
http://homepage.mac.com/tomomiyg/gfree1.htm
★官製「ジェンダー」が下りてきた!:「ジェンダー」「ジェンダーフリー」の定義をめぐる闘争と行政・女性学・女性運動 山口智美
http://homepage.mac.com/tomomiyg/kanseigender.htm
ためになるこれらの論文を、クリックして読んでくれる人が増えるように、以下、ちょっとだけ引用。全く同感であります。

(略)誤読の背景に見えてくる、東京女性財団の主張する意識啓発と、ヒューストンの主張する具体的な変革の間の「ズレ」こそが問題ではないのだろうか。個人の「意識」に焦点を当てることで、日本の行政が大好きな、市民の啓蒙に仕立てることができたのだ。 そして「お勉強しなければわからない概念」であり、意識啓発が目的の「ジェンダーフリー」が生まれた。この概念が、東京女性財団や国立女性教育会館などでの行政講座などを通じて、中央から地方へ、官から民へと広められていったのである。

おそらく、行政は制度や実践を変えるよりも、「意識啓発」や「啓蒙」が安全で簡単だと考えたのではないだろうか。行政として具体的に取り組むべき問題よりも、市民ひとりひとりの心のありかたに責任を転嫁しているとも言え、行政のするべき仕事としては本末顛倒である。そして、実は現在「バックラッシュ」の中心になっている、宗教右翼といわれる勢力が一番嫌うところが、信教の自由とも絡んでくる意識啓発だったという皮肉な状況が生じているのだ。(以下略)


(#1月31日 誤字訂正し、関連書籍追加。)



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